行動の健康および健康カウンセリング |
第2巻 |
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乳癌治療における心理療法
−認知・社会的アプローチ
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Breast Cancer |
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スザンヌ・M・ミラー博士
Suzanne M. Miller,PhD |
監修:保坂 隆(東海大学教授)・岩壁 茂(お茶の水女子大学助教授)
■VHS ■日本語字幕スーパー ■収録時間:115分 ■商品コードVA-3002 ■¥48,600(税込) |
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このビデオでは、初期の乳癌と判断された女性の乳癌体験を追跡しています。診断時の患者の恐怖感とパニック、医療チームとのコミュニケーション、患者と夫との間の要求のぶつかり合い、患者という役割を引き受けることによるセルフコントロールの喪失など、診断と治療をめぐって様々な問題が生じてきます。これらの心と体の相互作用を考慮した認知社会的アプローチが心理的困難に対処するのに役立つことが示されます。 |
スザンヌ・M・ミラー博士について
スザンヌ・M・ミラー氏は、フォックス・チェイス癌センターにおいて人口科学科長、心理社会・行動医学プログラムの所長、行動科学研究中核機関の所長、そして、乳癌センターの所長を兼任する。モーズレー病院において研究と臨床訓練を受け、ロンドン大学より博士号を取得。ペンシルベニア大学、ルトガー大学健康管理政策・老齢者健康研究所、テンプル大学病院産婦人科の特任教授も務める。アメリカ心理学会において評議員、行動医学学会の癌科特別部会の運営委員、アメリカ予防腫瘍学会の行動腫瘍科部会の創始者でもある。2003年にはイタリアのボローニャ大学と日本の財団法人長寿科学振興財団に客員教授として招聘された。2001年に、癌情報サービス提携者研究者賞、2002年にはアメリカ癌対策協会賞受賞。ミラー氏の研究は癌患者の心理過程を中心に発展してきた。病気を告知されてからの患者の意志決定、心理的適応、生活の質、行動変容、対処法など、癌のリスクを把握することから罹患して生き延びるまでの道程に起こる幅広い事象を扱ってきた。 |
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